オーダーメイド スキーキャンプ2018 NO.2 (ブーツの中の足の指の使い方)
『オーダーメイドスキーキャンプ』に絡めた、ブログ第2弾です。
オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.1(カバンの持ち方)
今回は、ブーツの中の『足の指の使い方』について、書いていきたいと思います。
他のスポーツでも、構えるときなどに使えるので、応用してみてください!
スキーでは、ブーツの中の『足の指の使い方』についてアドバイスを受けることがります。
私も過去に、2人の元オリンピック選手から『足の指の使い方』についてアドバイスを受けたことがあります。
しかし、この2人の元オリンピック選手のアドバイスが、全く正反対だったんです‼
元オリンピック選手のA氏は、「ブーツの中では、足の指を反らしておいてください。そうすることで、体が遅れず、しっかりと板を踏むことができます!」と、言われていました。
<指を反らした状態>
もう1人の元オリンピック選手のB氏は「ブーツの中では、足の指で雪面を掴むようにしてください。そうすることで、体が遅れず、しっかりと板を踏むことができます!」と言われていました。
<指でつかんだ状態>
これは、どういうことなんでしょうか…?
競技レベルの高くない選手ならともかく、オリンピック選手という最高レベルの2人が、「体が遅れないようにするために」そして「しっかり板を踏むために」、全く正反対のことを行っているんです…!
どちらが正解なんでしょうか…?
答えはもちろん、どちらも正解なんです!
実は、これが人それぞれ違う体の使い方の典型な例なんです。
スキーでは、「体が遅れないようにすること」や「しっかり板を踏むこと」は、上達するために誰もが必要な『基本』です。
この『基本』を実現するために、必要な体の使い方が『人それぞれ違う』ということなんです!
もし、A氏が「足の指で雪面を掴むように滑りなさい!」、B氏が「足の指を反らして滑りなさい!」と、子供のときに指導者からアドバイスを受けて、それを守って滑っていたらオリンピック選手になれなかったかもしれません。
大切なのは、みんなに共通する『基本』は1つですが、それを実現するための体の使い方は『人それぞれ違う』ということです!
皆さんは、どちらが滑りやすいですかね~?
この足の指の使い方はスキーだけでなく、他のスポーツでも構えに安定感を出したいときなどに有効です。
試してみてください。
次回は、『構え方』について書きたいと思います。
これは、どのスポーツでも大事なところだと思いますので、お楽しみに~(^^)/
『オーダーメイドスキーキャンプ』については、下記をご覧ください!
また、この体の使い方は『エイトマスターメソッド』の理論を使っています。
エイトマスターメソッドについては、エイトマスターメソッドのページをご覧ください。
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