オーダーメイド スキーキャンプ2018 NO.3 (構え方)
オーダーメイドスキーキャンプに絡めたブログの第3弾です。
*第1弾、第2弾を読まれていない方は、下記をクリックしてください。
オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.1(カバンの持ち方)
オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.2(ブーツの中での足の指の使い方)
今回は、『構え方』についてです。
スノーボード、野球、サッカー、バレーボール、バトミントン、バスケットボールなど、ほとんどのスポーツで応用できるので、やってみてください。
『構え方』にも、これまでのブログで説明してきたように、人それぞれ違うその人に合った『構え方』が存在します。
細かく分けると「8のタイプ」がありますが、ここでは主になる2つのタイプの『構え方』について説明します。
どのタイプの『構え方』にも、どちらかの特徴が必ず入っているので、試してみてください。
1つ目は「最初に股関節を柔らかく深く曲げ、重心を下げる構え方」です。
スキーでは、こうなります。
2つ目は「最初に膝関節を柔らかく深く曲げ、重心を下げる構え方」です。
*私は1つ目の構え方がしっくりくるタイプなので、2つ目の構え方のデモが苦手です。
*本当は、もう少し背中が丸くなります。
スキーでは、こうなります。
実際にやってみていただくと体感できると思いますので、ぜひ、やってみてください。
1つ目の『構え方』をしたときに、前のめりになっているような感じがして、しっくりこない方は、2つ目の『構え方』が合っています。
2つ目の『構え方』をしたときに、体重がかかとにかかり過ぎている感じがして、しっくりこない方は1つ目の『構え方』が合っています。
やっていただいた方は分ると思いますが、自分に合っていない『構え方』をすると余分な力が体に入って、体が動かしにくくなったと思います。
うちに来られている患者さんに、自分に合ってない『構え方』をしていたときの、典型的な例がありました。
この患者さんは、高校生のときに野球部(強豪校)に入って頑張っていました。
野球部では、股関節を深く曲げ、つま先に体重を乗せた『構え方(1つ目の構え方)』が野球の基本の『構え方』だと指導され、ご本人も一生懸命その構え方をしていたそうです。
しかし、どんなに練習してもこの『構え方』がしっくりこず、特に動き出しが悪く感じていたそうです。
動き出しが悪いことで、守備範囲は狭くなり、走塁も遅くなっていたと考えられますし、結果的に上達の妨げにもなっていたと考えられます。
『構え方』は、スポーツではとても大切です。
ぜひ、何人かで試してみて、人それぞれ違うんだという事を体感して見てください。
そして、選手は自分に合った構え方を、指導者は選手によって体の動かしやすい構え方が違うということを、知っていただけたらと思います!
2月4日(日曜日)に開催する『オーダーメイドスキーキャンプ2018』では、角付け、外向傾、重心移動などについても、説明、体感していただきます。
「伸び悩んでいる方」「もっと上手くなりたい方」「スキーを永く楽しみたい方」は、ぜひ、お越しください!
『オーダーメイドスキーキャンプ』については、下記をご覧ください!
また、この体の使い方は『エイトマスターメソッド』の理論を使っています。
エイトマスターメソッドについては、エイトマスターメソッドのページをご覧ください。
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