オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO,4(ストックワーク)
『オーダーメイドスキーキャンプ2018』に絡めたブログの第3弾です。
*このシリーズを読まれていない方は、下記をクリックしてください。
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オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.2(ブーツの中での足の指の使い方)
今回は、『ストックワーク』についてです。
『ストックワーク』も、細かく分けると「8つのタイプ」がありますが、ここでは軸になる2つのタイプについて説明します。
どのタイプにも、どちらかの特徴が必ず入っているので、試してみてください。
また、今回の内容は、言い方を変えれば『腕の使い方』ということになります。
そのため、『打つ』『投げる』『走る』などの動きに関係してくるので、他のスポーツでも応用してみてください。
スキーでは『ストックワーク』によってバランスが崩れないように、「肘をあまり使わず、手首をかえして突くストックワークが良い」とされています。
特にモーグルスキーや基礎スキーなどの、フォームが得点に反映される競技ではよく言われています。
これは間違いではないですが、正解でもありません。
ここで大切なのは、バランスが崩れないようにすることです。
また、バランスが崩れないようにするには、大きくバランスが崩れる前にバランスを修正できるように、動きやすい状態を保つということにもなります。
決して、肘を使わないことではありません。
実は、肘を使わないようにすることで、バランスを崩すタイプがあるんです!
それでは、『ストックワーク』の2つのタイプを説明します。
1つ目は、肩と手首を柔らかく使って『ストックワーク』を行うタイプです。
①横から
②前から
このタイプは、肩と手首を柔らかく使うことで体に無駄な力が入らず、動きやすい状態が
保たれるため、バランスを崩さずに『ストックワーク』を行うことができます。
また、肘は自然と連動して動きます。
2つ目は、肘を柔らかく使って『ストックワーク』を行うタイプです。
①横から
②前から
このタイプは、肘を柔らかく使うことで体に無駄な力が入らず、動きやすい状態が保たれるため、バランスを崩さずに『ストックワーク』を行うことができます。
また、肩と手首は自然と連動して動きます。
ここで知っていただきたいのは、バランスを崩さずに動きやすい自分に合った『ストックワーク』をすることが大切だということです。
そのために、どこを意識して使えば良いかを知っておくことは、とても有利になります。
ぜひ、試してみてください!
ちなみに、モーグルスキーでは特に「手首をかえして突きなさい…!」と教わると思います。
しかし、元フィンランド代表選手でワールドカップで優勝しているヤンネ・ラハテラ氏は、手首の力を抜き、肘を柔らかく使ってストックのリングを前に振り出すようにして、ストックを突いています。
そのため、一見、手首を使っているように見えますが、実は肘を上手く使った『ストックワーク』を行っています。
検索して動画を色々と見ていただくと分かると思います。
(手首をほとんど動かさずにストックワークを行っている動画もありました。)
モーグルをやっている2つ目のタイプの方は、ヤンネ氏の『ストックワーク』を真似してみると良いかもしれまん。
最後に、他のスポーツで応用する例を1つ挙げたいと思います。
例えばテニスなら、サーブやストロークを打つときに、手首を柔らかく使ってスイングした方が良い人と、肘を柔らかく使ってスイングした方が良い人がいます。
そうすると、前者はグリップを太くしない方が打ちやすいですし、後者はグリップを太くした方が打ちやすいです。
この様に、自分の特性を知っておくと道具の選び方や整備の仕方も変わってきます。
こんな感じで、他のスポーツにも応用して考えてみてください。
次回は、『角付け』について書いてみたいと思います。
お楽しみに(^^)v
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