オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO,5(角付け)
『オーダーメイドスキーキャンプ2018』に絡めたブログの第3弾です。
*このシリーズを読まれていない方は、下記をクリックしてください。
オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.1(カバンの持ち方)
オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.2(ブーツの中での足の指の使い方)
オーダーメイドスキーキャンプ2018 NO.4(ストックワーク)
今回は、『角付け』についてです。
『角付け』なら「角を立てれば、いいだけでしょ!」と言われそうですが、この『角付け』にも、人それぞれ違う体の使い方が関わってきます。
自分に合った体の使い方で『角付け』を行うことで、『角付け』がコントロールしやすくなります。
また、『角付け』のタイプと、手の『ひねり方』『握り方』のタイプは、共通する点があるため、道具を「持つ」スポーツや「投げる」スポーツに応用ができます。
それでは、『角付け』の2つのタイプを説明していきましょう。
実際に試していただくと、分かりやすいと思います。
1つ目は、親指側を「かえす」「押し込む」タイプです。
このタイプは『角付け』を行うときに、内脚は親指側をかえし、外脚は親指側を雪面に押し込むようにします。
写真では、少し大げさに行っていますが、外脚は足裏をかえして角を立てるのではなく親指側を下に押し込むように使っているので、足首が動き下に沈まない状況では、内脚のようには足裏がかえりません。
しかし、ブーツを履いた状態で滑走しながらこの動きを行うと、バランスの良い『角付け』になります。
2つ目は、小指側を「かえす」「押し込む」タイプです。
このタイプは『角付け』を行うときに、内脚は小指側を雪面に押し込むようにし、外脚は小指側をかえすようにします。
写真では、少し大げさに行っていますが、内脚は足裏をかえして角を立てるのではなく小指側を下に押し込むように使っているので、足首が動き下に沈まない状況では、外脚のようには足裏がかえりません。
しかし、ブーツを履いた状態で滑走しながらこの動きを行うと、バランスの良い『角付け』になります。
違和感なく『角付け』を行えてるときは、自分のタイプの『角付け』を行っている可能性が高いですが、「角に乗りすぎてしまう…」などの違和感を感じるときは、自分のタイプと違う『角付け』を行っている可能性が高いので、2つのタイプの『角付け』を試してみてください。
どちらかのタイプで違和感がなくなり、滑りが良くなると思います。
最初の方にも書きましたが、この『角付け』の動きは、手の『ひねり方』『握り方』にも共通しています。
例えば、ストックを握るときに「小指側から握った方が良いタイプ」と「人差し指側から握った方が良いタイプ」があります。
小指側から握った方が良いタイプの人に合った握り方
親指側から握った方が良いタイプの人に合った握り方
自分のタイプじゃない握り方をすると、腕に余分な力が入って全身の動きが悪くなるので、試してみてください。
バット、クラブ、ラケット、ボールなど、道具を使うスポーツでも応用がきくので試してみてください。
次回は、人それぞれ違う体の使い方について、簡単に『まとめ』てみたいと思います。
お楽しみに(^^)v
3月6日(火曜日)『第2回オーダーメイドスキーキャンプ2018』を開催します。
「伸び悩んでいる方」「もっと上手くなりたい方」「スキーを永く楽しみたい方」は、ぜひ、お越しください!
『オーダーメイドスキーキャンプ』については、下記をご覧ください!
また、この体の使い方は『エイトマスターメソッド』の理論を使っています。
エイトマスターメソッドについては、エイトマスターメソッドのページをご覧ください。
コメントを残す