『やる気』ってなに?
予定を変更して、
今回は『やる気』について
書いてみたいと思います。
『やる気』って、
すごく大切ですよね~。
『やる気』があれば、
長時間、集中して頑張ることができるし、
辛いことでも楽しく行えたりします。
また、指導者であれば、
選手を『やる気』にさせることが、
指導のキーポイントになってくると思います。
では、
『やる気』とは、何でしょうか?
『やる気』を高めるには、どうすればよいのでしょか?
まさか、「体罰」や「怒鳴る」ことで『やる気』にさせる…、
なんて言う人はいないですよね…(^-^;
『やる気』とは、
自分が作ったプロセスで生れた「できそうだな感!」や「やれそうだな感!」
のことです。
『夢』や『目標』を達成するために、
何をどうするかを自分自身で考え、
それで上手く「できそうだ!」「やれそうだ!」と
感じているときに『やる気』が出ています。
そして、
この「できそうだな感」「やれそうだな感」=『やる気』を
より高めるためには、
『目標設定』を行うことが
とても有効になります。
とは言っても、
ただ単に『目標設定』を行えばよい…
というものではありません。
『目標設定』で、特にキーポイントになるのが、
目標を達成するための「プラン」「プロセス」を自分自身で考えること、
目標が程よい難易度であること、
です。
メンタルトレーニングでは、
このキーポイントを踏まえた
いくつかの理論をベースに、
『目標設定』をトレーニングとして
行なっていきます。
それにより『やる気』を
「高め」「持続」させていきます。
今回は、
直ぐに使えて、
特に「短期目標」のときに
活用できる理論を
お伝えしようと思います。
それでは、質問です。
テストで、頑張って50点を取ったとします。
次は、もっと良い点を取りたいと考えたときに、
何点を目標にすれば『やる気』が上がり
良い点が取れる可能性が上がるでしょうか…?
①100点
②80点
③55点
④50点
⑤40点
答えは…、
①100点や②80点だと思った人が
多いのではないでしょうか?
実は、③55点なんです!
この理論は『110%理論』と言って、
現状よりも110%高い目標を立てると
効果が高くなるという理論です。
少し考えてみると、分かると思います。
100点だとハードルが高すぎて諦めてしまい、
40点だとハードルが低くすぎて頑張る必要がなくなり、
どちらも『やる気』が出ません。
55点だと、どうでしょうか?
少し頑張れば、55点をとれそうな感じがしますよね…?
できそうな感じがしますよね…?
これが「できそうだな感」「やれそうだな感」=『やる気』です。
そして、
『やる気』が出た結果、
目標点よりも、もっと良い点がとれる可能性が
高くなります。
実際の研究でも、
110%の目標を立てた人が
目標よりも良い結果を出しています。
点数にできない目標も、
何となく110%を意識して
『目標設定』を行ってみてください。
『やる気』が出ること間違いなしです!
ぜひ、試してみてくださいね~。
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