手首・肘の痛み
症例①
患者
30代 男性
来院
2014年 10月
症状
2014年1月ぐらいから手首に痛みが発生し、7月までは痛みが出たり治まったりの繰り返しだった。
7月以降は、痛みが増し、肘まで広がり、治まることもなくなった。
パソコンをよく使う仕事をしていて、それが原因ではないかと本人は考えている。
最近は、痛みで通勤に使っていたバイクも乗れず、更にパソコン仕事も出来ない状態。
病院にも通っているが痛み止めの注射や薬、湿布などを処方してもらっているが、症状は全く改善されず悪くなっている。
手首を少しでも動かすと痛いため、手首を固定し腕をつってなるべく動かさないようにしている。
治療と経過
痛みが発生してから、かなりの時間がたっていること、病院の検査で器質的な疾患がないことが分かっていること、などから慢性痛のときに考えられる、疾患はなく痛みだけがのっこている状態と考えられた。
前腕(肘から先)、下腿(膝から先)に電気鍼を行い、脳から鎮痛物質を出させて慢性痛の症状を改善していく施術を行う。
ツボは、孔最、合谷、足三里、豊隆を使用。
初診では、痛みが半分になり、二回診で更に半分になり、2014年11月現在は最初の痛みの10分の2になってきている。簡単な筋力トレーニングなども始め、更に回復を狙っている。