活法って、知ってますか?
活法って、知ってますか?
「かっぽう」と、読みます。
ちなみに、「かっぽう」とパソコンに打ち込むと「割烹」と変換されます。
だからといって、新手の日本料理ではありません。
活法とは、日本の戦国時代から各剣術流派に『殺法』の裏ワザとして存在した整体術です。
*実際は、整体術だけではないそうです。
そして、うちの治療院で使っている整体もこの『活法』です。
今回は、最近注目されはじめた、この『活法』について書きたいと思います。
戦国時代、戦場(いくさば)で怪我をして動けなくなると殺されてしまいます。
そこで、とりあえず「動けるように」して、戦場から逃げられるようにすることを目的として活法は発祥しました。
その後、整体術として発展した活法は「動けるように」ということがベースになり、『痛いから動けない』のではなく『動けないから痛い』という活法独自の考え方が生まれました。
この『動けないから痛い』という考え方が、他の整体や治療法にはない考え方で、とても治療に有効なんです。
例えば、「寝違え」で首を右に10度回したところで痛みが出て、それ以上回らないとします。
普通の治療法では、首を回したときに出る痛みをとることを一番の目的として施術します。
しかし、活法は痛みを取ることではなく、10度しか回らないを首を20度・30度と、より大きく回るように(動くように)することを一番の目的として施術します。
そのため、10度回ったところで痛みが出ていたものが、30度回ったところで痛みが出る、というような効果が出ます。
そして、時間が経つにつれて更に首の回る角度が大きくなっていき、結果的に痛みがなくなって「寝違え」が治ります。
このように活法は、他の整体や治療法とは違う考え方で施術を行っていきます。
その為、どこで治療してもなかなか良くならない症状がある方は、他の施術と違う観点の『活法』で治療することで、良くなる可能性があります。
なかなか良くならない症状があるかたは、是非『活法』を受けに来てみてください。
ちなみに、うちの治療院では『碓井流活法』を使っています。
全国的には碓井流活法を行っている治療院が増えていますが、中国地方ではうちだけです(^^)v
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