症例13 突然の難聴と耳鳴り
症状

1ヵ月前、左耳が突然の耳鳴り(低音)と耳のつまりを感じて、病院で診察を受け「突発性難聴」という診断を受ける。
聴力検査では40デシベル程度の聴力低下があるということでした。
症状は、特に車内で音を聞くと響きが強く、日常の会話も聞き取りにくい状態でした。
来院
2020年 12月
患者
40代 女性
通院ペース
週2回➡月1回
通院回数
5回
施術と経過
触診で、首・肩周りの緊張が強いことが分かったので、背中、脚部、手、のツボに施術を行い、首・肩・顎(アゴ)周りの緊張を緩めました。
施術直後の耳の症状の変化は見られませんでしたが、2回目の施術の時には耳鳴りが小さくなり、会話が少し聞き取りやすくなっていました。
効果が高かったので初回の施術を継続していくことにし、3回目、4回目と施術を重ねるごとに症状が改善していきました。
5回目の施術後、病院の検査で聴力が正常範囲に回復したと診断され、耳鳴りや耳のつまり感も無くなったため施術を終了しました。
その後は、首、肩のメンテナンスと難聴の予防も兼ねて、月1回来院されています。
使用したツボ
背中のツボ、養老、合谷、飛揚、など
まとめ
首と肩の緊張緩和、顎周辺へのアプローチがとても有効でした。
早期の治療と施術部位が適切だったことで、低下していた聴力、耳鳴り、耳のつまり感が5回の施術で改善した、とても順調な症例でした。