症例17 順調に回復した突発性難聴
症状

来院の1週間前、朝起きたら左耳が詰まり聞こえが悪くなっていた。
さらに、次の日には耳鳴りがで始めた。
すぐに病院で診察を受けたところ「突発性難聴」と診断された。
病院では薬(ステロイド系)を投与され、それを服用したが効果を感じることができなかった。
何か良い治療はないかとインターネットで検索し、当院を見つけ来院されました。
来院
2022年 6月
患者
30代 女性
通院ペース
週2~3回
通院回数
6回
施術と経過
肩周りの緊張が特に酷かったので、肩の緊張を緩和する鍼を背中、脚に行いました。
また、顎(アゴ)の動きも悪かったので、顎の動きを良くする鍼を手に行いました。
施術後は、肩の緊張がとれ顎の動きも良くなり、首から肩にかけて軽くなったと言われていました。
施術3回目の後、耳の詰と耳鳴りが軽減しました。
ただ、夜寝る前に静かになると耳鳴りがより気になる。
施術4回目の後、耳の詰まりがなくなり、病院の聴力検査では聴力が回復していました。
施術5回目の後、耳鳴りがなくなりました。
施術6回目の後、聴力、耳の詰まり、耳鳴りに問題がなく良い状態が維持できていたため、治療を終了しました。
使用したツボ
内谷、養老、手臨泣、背中のツボ、築賓など
まとめ
病院の治療だけでは停滞していた症状ですが、鍼で顎、首、肩周りの緊張をとることにより血流が良くなり症状が改善しました。
突発性難聴が発症してから1週間以内に施術を始められたことで順調に回復し早期改善につながった症例でした。